あごを強打…! ムチウチor脳しんとう?

ホルモン療法DAY70」にちらっと書きましたが、このところちょっとしたアクシデントが続きました。1つ目は、まさかの虫さされについて「まぶたを蚊に刺されたときの対処法」として書きました。2つ目はまぶたを蚊に刺された翌週、あごを強打しました。こちらも、乳がんとは全く関係ありませんが、念のため病院に行くほどインパクトが大きかったので、ご報告したいと思います。

3歳の甥っ子

3歳になる甥っ子が初めて我が家に一人でお泊まりすることになりました。甥っ子には双子の妹がいるのですが、体調を崩して高熱で寝込んでいるため、元気な甥っ子を家で預かることに。私は母と2人暮らしですが、その甥っ子はおばあちゃん(私の母)のことが大好きなので、なんの心配もなく保育園から我が家へ直帰です。

楽しく遊んで夕飯をすませ、そろそろお風呂…というタイミングに、和室で甥っ子と母が一緒に寝る為の布団を敷きはじめました。そこで私を遊び相手としか思っていない甥っ子がじゃれに来ます。「ちょっと待っててねー」なんて言いながら私がしゃがんでシーツを敷いていると、あごにものすごく強い衝撃が…!甥っ子が私のすぐ目の前でいきなり立ち上がったので、まるでアッパーカットをくらうかのように、あの固い頭が私のあごにクリーンヒットしたのでした…。

星が出た…かも

あまりの衝撃に、しばし声もなくうずくまりました。頭が真っ白になるというか、星が出る、というのはこんな感じでしょうか。一方、頭を打ったはずの甥っ子は私が動かなくなったと事に驚いていましたが、痛みはないようでした。とにかく動けなくてうずくまっていると、痛みが頭の方に移ってきた感じがします。鼻の奥の頭蓋骨の中が痛いような感じがしました。しばらくすると、あごの痛みは落ち着いて動けるようになりましたが、とにかく鼻の奥が痛い上に、フラフラする、頭がちょっとぼやっとする、というかかすんでいるような症状が出ていました。

困ったときのGoogle先生

あごを強打して頭が痛い…というのは初めてだったので怖くなり、すぐにインターネットで調べました。困ったときはいつもGoogle先生頼みです…。すると、あごをお子さんの頭で強打する人、結構いらっしゃいました。他にも、色々な理由であごを強打した方の体験を読みました。どんな状況であれ、あごを強打した人の中には、吐き気、倦怠感、めまいなどの症状が出ている方もいるようです。私の症状は吐き気がするほどではありませんでしたが、頭がぼやっとするためか、なんとなく気持ち悪いという感じもします。恐らく脳しんとうの症状ではないかと思い、病院に行くべきか悩んだのですが、頭痛も耐えられないほどの痛みではないので、一晩寝て様子を見ることにしました。

翌朝やっぱり病院へ

一旦は病院へ行かなくてもよいかと思っていたのですが、翌朝起きてみて、痛みは減ったものの頭痛はまだあり、頭がかすんでいるような感じも残っていたので念のため地元の大学病院に行くことに。(乳がんの告知をされた病院です…。)何科に行ってよいかわからなかったため、受付で質問すると「脳神経外科」を勧められました。ネットで調べた際は「脳神経内科」に行ってる方を何名かお見かけしましたが、今回の事例を説明すると「外傷」にあてはまる、ということで「脳神経外科」だそうです。通常の頭痛や偏頭痛などを診てもらいたい場合は「脳神経内科」だそうです。

脳神経外科にて

脳神経外科で受付をすると、診察の前にCTを撮るように、と言われました。乳がんの治療で最近はCTなどを撮影することが多く被ばく量がちょっと気になったのですが、脳の心配をこれで減らせれば…と思い直しました。30分ほど待って、CT室へ。乳がんの告知された病院なので、「造影MRI検査とCT検査 <告知〜手術までvol.6>」の時に受けた思い出の(?)CT室です。

乳がんの検査でCTをとるときは全身の撮影だったため、頭部CTはとても楽に感じました。頭部だけの検査の場合、着替えも必要なく、撮影時間も短いです。本当にあっと言う間に撮影終了しました。

いよいよ診察

頭部CTの撮影が終わると、また脳神経外科に戻り、診察の順番を待ちます。脳神経内科はものすごく混んでいて、先生も沢山いらっしゃるようでしたが、この日は脳神経外科の診察担当の先生はお一人のようでした。ものすごく待つのを覚悟したのですが、実際は割と早く診ていただくことになりました。乳腺科はものすごく待ったので、びっくりしたほどです。

診察では、まず、CTの写真を見せてくださいました。頭部を輪切りにした状態を順々に見せていただくのですが、結果として脳に問題はないとのことでした。

私の症状をもう一度説明すると、先生曰く、「軽いムチウチ」の症状とのことでした。あごを打っていますが、その負担は首に来てしまうそうなのです。そして脳が揺れてしまうので、ちょっとフラフラするような症状もでてしまう、とのことです。

2-3日でよくなるはずで、心配ないとのことで診察終了となりました。

何でもなかったことに安心した私はなぜか「これはチャンス…!」と思い、自分の脳の写真を撮らせてもらうことに…。

その写真がコチラ

何事もないことが確認できたので、本当によかったです。

首が…

脳のCTに異常がないことがわかって安心したものの、もともと背骨に問題がある私は軽くても「ムチウチ」の症状は心配でした。持病の脊椎側弯症のため(参照:既往歴〜現病歴 vol.1)首にもやや問題があり、さらに悪化することが心配だったのです。

そこで、ずっと腰痛などでお世話になっている整体院に行くことに。乳がんの治療が始まってからうつ伏せができなかったので行ってなかったのですが、ついに今回、久しぶりに行くこととなりました。

整体院ではうつ伏せがまだ難しいという事情を説明し、クッションをお腹の下に敷いて施術してもらいました。整体の先生曰く、今回のような症状は、軽いムチウチに加えて軽い脳しんとうの症状でもある、というお話でした。大袈裟に言うと、交通事故にあったようなもの、だそうです。それ位強い力をあごの下から当てられると、首にもダメージが行くし、脳がゆれてしまって、頭痛やめまい、といった症状もでてしまうそうなのです。

施術はいつもよりも軽め、ということでした。施術のあと、すぐに頭痛が治ったり…ということはありませんでしたが、一晩寝てみてどうなるか、ちょっとドキドキしながら就寝しました。

さらに次の朝

整体に行くと、いつもその日はぐっすり眠れます。血流がよくなって、眠りが深くなるのでしょうか。

そして、朝起きると頭痛がなくなっていました!頭のモヤッとする感じもないようです。あごを打ってから二日たってるので症状がおさまっただけかもしれませんが、身体も軽くなって、整体に行ったのは正解だったようです。

さらに加えて、すごく不思議なのですが、一ヶ月以上苦しんでいた咳もおさまったのです…!(参照:ホルモン療法 DAY60 + 咳ぜんそくの疑い)最初は自分で気がつかなかったのですが、母が「あら、今日は咳してないね…」と気がつきました。言われてみたら、朝から咳をした記憶もありません。いつも背中がほぐれると呼吸が楽になる感じがしますが、まさか咳にまで効果があるなんて…。長年整体院には通っていますが、こういうこともあるのかと、新たな発見でした。ただ、吸引のお薬も2週間以上使っているので、その効果も出て来たのかもしれません。何はともあれ、嬉しい誤算、というか、ケガの功名というか、予想もしていなかった効果が出て、身体も楽になって、なんだか嬉しかったです。

まとめ

あごを強打したとき、もしも頭痛、吐き気、倦怠感、めまいなどの症状が出るようなら、迷わず病院へ行った方が良いようです。症状が強い場合は、早めに受診したほうがよいとのことです。大袈裟な感じもしますが、調べて何もなかったら安心できます。

今回は頭痛が主訴だったので、脳神経外科に行くことになりましたが、あごの骨に問題が出ることもあるようです。そんなときは、口腔外科などの別の科に行くことになるかもしれません。どこに行くべきかわからないときは、病院で聞くのがよいでしょう。

私の場合は病院で問題のないことを確認したあと、整体院に行ったのが功を奏したようです。ですが、これは必ずしも全ての人に当てはまることではないですし、整体院の先生の腕にも関わってしまうことなので、その辺りはご留意していただければと思います。

いずれにせよ、大事になる前にまずは信頼できるプロの方(お医者さん)に診てもらうのがベストではないでしょうか。

 

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