家族に告知 II <告知〜手術までvol.14>

2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されてから手術までを振り返っています。
前回はがんを告知されてからはじめた食事療法などについて「がんと食事療法」 <告知〜手術までvol.13>でした。

家族に告知 I」で書きましたが、乳がんを告知されたあと、母にだけ私のがんのことを伝えてありました。造影MRI検査とCT検査の結果から、がんの転移がないことがわかったので、いよいよ他の家族へ伝えることにしました。

誰に伝えるか…

そもそも私の家族構成はとっても少ないので、伝えるべきなのはまずは弟(とその家族)、あとは伯父(母の兄)のみです。両親は離婚していて私は父とは疎遠になっているので、自分からは伝えるつもりはありませんでした。親族も少しはいるのですが、そんなに親しくなくて会ってもお葬式の時くらいなので、病気の話をすることはありません。

弟にがんを伝える

転移がないことがわかって少しだけ緊張が緩んでいたので、母に伝えるときほどの緊張感はありませんでした。そもそも弟に言う必要があるかどうかも悩んだのですが、弟の親しい友人の何人かがお医者さんのため、自分が行こうと思っていたK病院の評判を聞いてもらおうと思い、弟にも伝えることにしました。弟も仕事で忙しいので、なかなか面と向かって言うチャンスもないので、ラインでのお知らせ・お尋ねになってしまいました。

ラインで送ったのは「乳がんが見つかっちゃって、だけど幸いサイズが小さいし転移もないそう。内視鏡下手術を受けようとK病院に行ってみようと思うけど、評判どうか教えてもらってほしい。またはお勧めの病院を聞いてみてほしい。」というような内容でした。K病院には既に予約をとっていましたが、他のお医者さんの意見などお聞きできたら心強いかな、と思い、お願いした次第です。

伯父にがんを伝える

弟へ伝える時はラインでしたし、そこまでの緊張感はありませんでした。伯父には面と向かって言うしかなく、どうやったら心配させないように言えるか、少し悩みました。

結果、やっぱり明るく軽く言うしかない…と以下のような会話に。

私

(微笑みながら)ねえねえ、実は大変なことになっちゃった…。

伯父

伯父
え、何?

私

がんになっちゃった。

伯父

伯父
え?(すでに涙目)

私

乳がんなんだけど、転移もしてないし、早期発見で大したことないみたいよ。

伯父

伯父
えー、大丈夫なの?

私

でも、ちょっと治療とか色々あるから、よろしくねー。

伯父

伯父
うん…。

伯父

伯父
(言葉が出ない…)

私

大丈夫、大丈夫。今度、ちょっと遠いけどK病院に行くことになったし。

伯父

伯父
うん…。

と、コレくらいの短い会話です。一体何をよろしく、と言ったのか、自分でもよくわかりません。このあとも、おやつを食べながら「いかに大丈夫か」を力説しましたが、何を食べたかまでは覚えていないので、私もなるべく心配かけないように必死だったんだと思います。

伝えられた方は驚いたりショックだったり、「家族ががんになる」というのは多かれ少なかれダメージだったようで、申し訳なかったです。申し訳ないと思いつつも、私としては、やっと言うべき人たちに言えたので、ほんの少しだけですが肩の荷が降りたような気分でした。

2人の反応

伯父はどんなに明るく言ったつもりでも、相当ショックを受けたようです。もともと気が弱いところがあるので、明らかに顔の表情からがっくり来た様子が見えました。あんなにありありと血の気が引いていく表情を見たのは初めて、と思うほど。本当に申し訳なくなるほど気落ちしていたので、こちらも必死に「大丈夫だから」「大したことないから」「早く見つかってよかったみたい」と何度も伝えました。

一方、弟は最初こそ少しはショックを受けたようですが(と、あとから義妹に聞きました)、弟の友人から恐らく今の乳がんは早期発見であれば大事ではない、と聞いたと思います。反応は至って冷静で、私のした質問もすぐ友人のお医者さんに聞いてくれてとても助かりました。(その後、逆に大したことないと思いすぎている節もあり、早期でも一通りの治療は必要があって時間もかかる、ということを理解してもらうのにちょっと難儀しましたが…。)

弟の友人からの回答・アドバイス

有り難いことに、弟の友人のお医者さんからその日のうちに回答があって、いくつかお勧めの病院を教えてくれました。都内の私も検討した有名な病院だったので、自分の調べたことが間違っていなかった、とちょっと安心しました。さらに、乳がんの手術法・傷はどこでやっても一緒だと思うから、「自分が納得できるところで手術を受けたほうがいい」というアドバイスをいただきました。

内視鏡下手術を希望していることについては弟がその友人に言ってくれたみたいですが、(弟から聞いたことなのでどういうニュアンスかはっきりとわかりませんが)「もともと乳がんは傷が小さい手術なのに、内視鏡下で手術って…?」という感じらしいです。もしかしたら、多くのお医者さんからしたらそうなのかもしれません。特に私の場合はがんのサイズも小さいですし、最初の病院で傷は4cm位と言われていました。ですが、私にとっての4cmは大きく感じます。傷口だけでなく、身体の一部をとられるわけですから、4cmの傷、という単純なものではないです。やっぱり、お医者さんと患者のギャップというのは大きいものなのだな、と思いました。もちろん、患者によってその受け取り方も違う訳ですが…。

 

家族に乳がんのことをようやく伝えられてほっとしたのも束の間、「お医者さんと患者のギャップ」について、ちょっと心にモヤッとしたものが生まれてしまいました。ですが、「自分が納得できるところで手術を受けた方がいい」というアドバイスに背中を押され、K病院への診察を待つことになりました。

 

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