超音波検査+受診 <告知までvol.4>

つい先日、2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されるまでを振り返っています。今回はvol.4です。
前回は、乳腺科を初受診し、マンモグラフィーを受けました。⇒vol.3

乳腺科を初受診した翌週、超音波(エコー)の検査とその後に画像を見ながら診察を受ける日でした。前の週のマンモの痛みを引きずったままの受診となりました。この日は幸い午後の予約だったので妙な言い訳はせずに家から出かけることができました。

超音波検査

基本的には市の検診で受けたものと変わりありません。診察室の並びにある小部屋で受けました。女性の技師さんで左肩が痛くて腕があがらない旨をお伝えして右腕はバンザイ、左腕は小さめのバンザイの状況でベッドに横になります。女性の技師さんで、さすがベテランと言った感じでスムーズに終わりました。ジェルを拭く為に蒸しタオルなどを頂くのですが、左肩がうまく使えず、ジェルを拭くのにも服を着替えるのにも時間をとってしまいました。この結果をふまえての診察をするので待合室でしばし待ちます。

いよいよ診察…

名前を呼ばれて診察室に入ると、超音波の画像が既にどーんと表示されていました。私には市で行った超音波の結果との違いはわかりませんでしたが、やっぱりはっきりとマルッとしたものが見えます。この時に前の週に受けたマンモグラフィーの結果も見せていただきました。しかし、マンモグラフィーは真っ白で何も写っていません…。先生曰くいわゆる「高濃度乳腺(デンスブレスト)」というもので、例え乳房内にしこりがあっても密度の高い乳腺が邪魔をしてそのしこりが見えにくいのだそう。ただし、超音波画像にははっきりとくっきりとしこりが見えます。
先生ははっきりと「がん」だと言いませんが、針生検をしましょう、ということになりました。しこりから細胞をとって、病理検査に出す必要があるとのことです。この時点で、というか、前回の診察のときから先生は恐らく「黒」である、と思っていらっしゃるようでしたが、あくまでも針生検の結果をもって診断をしなくてはいけないようで、はっきりとは言われませんでした。先生の様子から私のしこりはほぼ確実に悪性なのではないかと思ったのですが、まだ信じたくないので、帰り際「悪いものでない可能性もあるんですよね?」と聞いてしまいました。先生は一応「そうですね」とおっしゃいましたが、実はそのまえに「検査をしてから今後のことを考えましょう」と言われていたのです。がんの可能性が一気に高まったのですが、心の中ではなんとか否定しようと必死でした。

採血はいつも大変…

帰りは針生検に当たっての注意事項を聞き、感染症確認のための採血を行って終了。

採血はいつも大変で、一回で採ってもらえることは少ないです。必ず余分な注射針のあとを一つか2つ追加されます。血管が細くて探しにくいとのこと。一度ひどい目に合っている(大きなアザが1ヶ月消えなかった)ので、最近は、本当はエースをお願いします、と言いたいところをぐっとこらえ、「いつも採血で苦労するのでベテランの方でお願いします」とお伝えしています。で、この時はベテランの方でしたが、残念な結果に。一回で刺してはくれたものの、採血の後が青あざになり痛みもしばらく残りました。本当に残念無念。

家に帰ってからはさすがに気落ちしつつ、ひたすら針生検についてをネットで調べました…。

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