良性の乳腺疾患を疑ってみる

まだ自分が乳がんかもしれないとはどうしても思いたくない私は、告知前の2月中、まず良性の乳房疾患の可能性を信じて乳がん以外について調べました。その時に学んだことを、簡単にですが記しておきたいと思います。

主な良性乳腺疾患…乳腺症

乳房にしこりが見つかった場合、まず何を疑えばいいのか。生理前になると胸が張って痛みが出ていた私は、まずは、「乳腺症」を疑いました。

乳腺症とは、30~50代でよく見られる良性疾患です。乳がんや乳腺炎のようにはっきりとした病気ではなく、女性ホルモンのバランスが崩れたことによって乳腺に起こるさまざまな病変の総称となります。
生理前に乳腺が張る、乳房が痛いという経験は、女性なら誰でも経験があるでしょう。乳腺症は女性ホルモンの影響を強く受けて起こるので、卵巣からのホルモン分泌が増える生理前になると症状が強くなり、生理が終わると和らぎます。
また乳腺症は、閉経後は症状が自然に緩和されていきます。
(http://www.jfpa.info/wh/body_information/detail/index.php?aid=349より)

疑う、というよりは、どうか乳腺症でありますように、と思っていました。時には、絶対に乳腺症に違いない、と無理矢理思い込もうとしたりもしていました。そほど、がんであってほしくないという気持ちは大きかったです。

主な良性乳腺疾患2…乳腺線維腺腫

次の可能性として、「乳腺繊維腺腫」を疑いました。

線維腺腫は、“10~20歳代の女性によくみられる、乳房にしこりができる病気です。線維腺腫のしこりは境界がはっきりしていて、よく動くのが特徴です。
良性腫瘍に分類されることが多いのですが、この病気は腫瘍ではなく、正常な細胞が過剰に増えてできたもの(退形成)です。
線維腺腫は2~3cm以上に大きくなることは通常ありません。また、1/3~2/3ぐらいの割合で、自然に小さくなって目立たなくなることが知られています。10~20歳代のころに見つかった線維腺腫をそのままにしておいても、多くの場合、40~50歳代になるころにはしこりが気にならなくなります。
(http://www.nyugan.info/allabout/qa/qa1_worry/qa1_6.htmlより)

自分より若い世代によく見られる、と書いてあるのに、こちらの可能性も捨てきれませんでした。

その他の良性乳腺疾患

私の場合は症状的には、乳腺症か乳腺繊維腺腫のどちらかなのでは、と思っていましたので、他の良性疾患に関しては軽く調べたのみです。ここには、名前を挙げるだけにとどめます。

  • 乳腺炎、乳腺膿瘍(にゅうせんえん、にゅうせんのうよう)
  • 乳管拡張症(にゅうかんかくちょうしょう)
  • 乳腺嚢胞、乳腺濃縮嚢胞(にゅうせんのうほう、にゅうせんのうしゅくのうほう)
  • 葉状腫瘍(ようじょうしゅよう)
  • 乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)
  • 乳腺過誤腫(にゅうせんかごしゅ)

などなど、色々な乳房の良性疾患があります。良性と言っても、中にはがん化する可能性もあるとのことなので、異変を感じたらすぐに専門医のところへ相談に行くべきだそうです。

 

今、がんかもしれないと悩んでいらっしゃる方も、ちゃんと調べたらそうでない可能性もあります。いずれにせよ、悪い病気だったらどうしよう、がんだったらどうしようという恐怖心はなかなかのものでした。ですが、個人的な考えですが、はっきりわかったほうが精神的には(少しだけですが)すっきりしましたし、今後の治療についてなど次のステップに進むことができます。実際、私も早く動けてよかったという思いが強いです。異変を感じたらすぐに乳腺科にかかったほうがよいのでは、と思っています。

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