病理結果を待つ間 I <告知までvol.6>

2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されるまでを振り返っています。今回はvol.6です。
前回は、針生検を受けました。⇒vol.5

針生検の病理検査の結果を待つ間が一番精神的にキツかったかもしれません。がんを否定したい気持ち、がんであるかもしれないという恐怖に主に支配されていました。この頃からはもしがんだったら…という気持ちも強くなり、乳がんについての色々な治療法を調べると同時に、代替療法・民間療法についても調べていました。前回書いた持病の「側弯症」の治療は西洋医学ではほとんどよくならず(コルセットで進行を防いだだけだったので)、若い頃から東洋医学の整体・鍼など様々なことで痛みや不調をとろうとしてきた私にとっては西洋医学だけに頼ることはあまり頭になかったのかもしれません。

足もみ療法(健康法)

色々な療法がある中、家族に検査していることを話していない私は自分で簡単に出来ることからはじめよう、と見つけたのが「足もみ健康法(官足法)」です。色々リサーチしていくうちに、近澤 愛沙さん著「元気回復 足もみ力」という本に出会いました。

温熱療法

冷え性を気にするようになったのは、体温が低い人ががんになりやすい、と言われていることを知ってしまったからですが、タイミング悪くちょうどその頃会った幼なじみ数名にも手が冷たいと指摘され、もともと気にしていた冷え性をいよいよ気にするようになりました。なので、身体を温めた方がいい、冷え性を改善したいという思いにとりつかれていて、色々調べたところ「温熱療法」に辿り着きました。ですが、「がんに効果的」と謳っているようなクリニックでの温熱療法はどこも高価で私にはとても手が出ません。さらに調べていると、「陶板浴」というものに出会いました。

陶板浴とは、床と壁の一部に陶板を張りつけた室温約40℃前後、湿度10%~30%位の温浴室で横になることによって、体を芯から温めて、免疫力と自然治癒力を高める健康法、とのことです。陶板浴に続けて通うことによって、免疫力が高まり、自律神経やホルモンバランスを整える効果があると言われており、冷え性にも効果的、とのこと。幸い家から車で20-30分の所に陶板浴の施設があることがわかり、料金も良心的だったので、がんと確定したら是非通おう、と心に決めていました。

 

病理結果を待つ間 II に続きます>

 

 

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