放射線治療 DAY8 / 月命日

結局、7/21金曜の夕方から上がった熱は、7/22の土曜にさらに上がり、一日寝ているハメに。熱での腰痛に加え、もともと腰痛であまり長時間横になっていられないのですが、熱の為に余計に寝たらその分の腰痛も加わり散々でした…。
7/23日曜にはすっかり熱は下がり、喉の痛みだけの症状に。これは風邪だったのかなんなのか…。今日は放射線治療8日目ですが、発熱のあと、もしくは風邪の恐れがある場合に放射線治療が無事にしてもらえるかどうかドキドキしながらクリニックへと向かいました。

放射線治療 DAY8

すっかり熱は下がったものの、風邪っぽいまま放射線治療を受けていいか、いくらネットで検索しても答えは出ず…。電話して断られたら嫌だったので、思い切ってクリニックに向かいました。

いつもはクリニックに到着後、少しまたは沢山待つことが多いのですが、今日は早めに着いたのにすぐに放射線治療できます、とお部屋に通されました。
慌てて「週末、熱が出ちゃって風邪かもしれないのですが放射線治療受けても大丈夫ですか?」と看護師さんにお聞きすると、全く問題ない、とのことです。

ということで、無事に放射線治療受けることが出来ました。

本日はまた週の初めなので、マーキングを描き足されることからはじまりました。もう、本当に恥ずかしさのかけらも感じることなく、まな板の上の鯉よろしくじっとしていると、あっと言う間に治療が終わりました。

7/22、月命日でしたね…

小林麻央さんが亡くなって1ヶ月が経ちました。私が乳がん検診受診の申し込みをしようと実際に行動をおこすきっかけの一つになったのが麻央さんの乳がんカミングアウトとブログ、及びその周辺の報道でした。もちろん検診に行った理由はそれだけではありません。ブログやこの報道に賛否両論あると思いますが、それでも私にとっては、一連の報道に背中を押されるような形で検診に行き、早期でがんが発見された、助けてもらった、という感覚も少なからずあります。自分ががんとわかってからは、ほぼ全てのブログを拝読していました。勉強になったり、元気づけられたり、勇気をもらうこともあれば、もしかしたら自分も同じようになる可能性が…と思うこともあったり。おそらく乳がんとしては全く状況が違ったと思いますが、大きく「乳がん」というくくりで、勝手に親近感というか仲間意識を持ったため、なんとか良くなってもらいたいと陰ながら思っていました。

ただ、そうは言っても直接の知り合いでもないですし、特別なファンという訳でもなく、強い思い入れがあったわけではありません。それでも、やはり訃報を知ったときは、かなりショックを受けました。ショックを受けている自分にも驚きました。ちょうどアメリカ滞在中で忙しいときだったため、これ以上打撃を受けないように、ネットのニュースなど一切見ないようにするほどでした。自分よりも若くて、小さいお子さんがいらっしゃるのに…というのは本当に悲しいです。しかもそれが自分と同じ乳がんで…ということで、自分の病気に対しての現実を突きつけられたような気もしています。ひと月遅れではありますが、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

もう一人、若く才能あふれる女性が乳がんで…

7/15に、イラン出身の数学者でスタンフォード大教授のマリアム・ミルザハニさんががんのため40歳でお亡くなりになったというニュースがありました。「数学界のノーベル賞」と呼ばれている「フィールズ賞」を女性で初めて受賞した方だそうです。最初に読んだニュースでは何のがんか書いていなかったので色々調べたら、乳がんということでした。

乳がんになった、乳がんで亡くなった、と聞くだけで、とても人ごとではないような気持ちになります。乳がん以外のがんでさえ、がんになった、がんで亡くなったということを聞くにつけて、心がザワザワしてしまいます。ニュースが他人事ではないように聞こえるというかなんというか。うまく言えませんが、今まで気がつかなかった「がんになる」「がんで亡くなる」ことが、いかに日常的なことであるかを思い知った今日この頃です。もちろん、それ以外の病気で苦しんでいる方や亡くなる方も多くいらっしゃるのはわかってますが、今はまだ「がん」に関することが、自分の耳に大きなボリュームで届いているような現状です。

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