既往歴〜現病歴 vol.2

乳がんについての記録を目指している本サイトですが、自分の身体状態に関して簡単に残しておきたいと思います。今回は第二回目。(第一回はコチラ)極めて個人的な体験なので、興味がある方以外は是非スルーしてください。

  1. 右足の薬指の骨折
  2. 脊椎側弯症
  3. 花粉症(スギ)
  4. レーシック
  5. ナゾの皮膚炎(2014年秋)
  6. 血腫(ひざ) 今回はココから
  7. 股関節の臼蓋形成不全(左側)
  8. 肩関節拘縮 (2016-2017)
  9. 子宮筋腫

 

6. 血腫(ひざ)

2015年のいつ頃かは覚えていませんが、ある時左膝に大きなイボのような、かさぶたのようなものができていることに気がつきました。しばらく放置していましたが、気になるのでとってもらおうと2016年春頃病院に行くと、血腫ができている、とのことでした。血腫とは出血によって組織内に血液たまった状態とのことだそうです。その場ですぐにくり抜くにはサイズが大きかったので、液体窒素での冷凍凝固療法を最初に行い、血腫を小さくしてからくり抜こう、ということになりました。

液体窒素をスプレーする機械で液体窒素を患部に吹き付けると表面が壊死してかさぶたになり、3-4週間ほどするとかさぶたがポロッととれます。そのかさぶたがむけることによって血腫が小さくなるのですが、一回に変わる大きさというのが極わずかで、何度も液体窒素スプレー→かさぶたの行程をとらねばならず、結構時間がかかりました。これ以上病院に通いたくないと思った頃、血腫の大きさが5 mmほどに小さくなったので、くり抜けることになりました。当日は局所麻酔をしてからの施術でしたので、痛みもなくよかったのですが、当日に傷を2鍼縫いますと通達されてちょっとびっくりでした。今までに皮膚を縫われる、という経験がなかったのです。縫わないと傷が広がるというのでお願いしましたが、これが人生初の縫合の体験となりました。

7. 股関節の臼蓋形成不全(左側)

昨年(2016年)夏にアメリカから日本へ戻った時、引っ越し作業と荷物の運び過ぎで色々なところを痛めまてしまいました。大まかに、首、背中、腰といつも痛いところはもちろん痛くて、さらに左肩に違和感がありました(これはのちに悪化)。それでも整体に行ってなんとか元通りに戻ったと思っていたら、ある日スーパーで買い物中に左股関節に激痛が走り、歩くのが困難なほどに…。数日たっても痛みがひかないので整形外科に行ってレントゲンをとってもらったところ、股関節の「臼蓋形成不全」があると言われました。

股関節には「臼蓋」という大腿骨の先端がおさまる箇所があります。臼蓋形成不全とは、その臼蓋の作りが浅く、臼蓋に大腿骨が十分にはまっていない状態なのだそうです。私は左側だけその状態で、左側がもともと痛めやすい状態だったということらしいです。この臼蓋形成不全と生まれたときの(先天性)股関節脱臼が、「変形性股関節症」といって主に中高年の方々が股関節の痛みを訴える症状の2大原因だそう。この時まで知りませんでしたが、私は立派な変形性股関節症の予備軍だったのです。ただ、この時点ではそこまで悪くなっている訳ではなく、引っ越し等で通常かからない負担が股関節にかかってしまったため、痛みが出ているとのこと。その後リハビリに通って3ヶ月ほどで痛みは落ち着きました。

8. 肩関節拘縮 いわゆる四十肩/五十肩

<現在も通院中>股関節を痛めた時期(アメリカからの引っ越し後)、肩にもほんの少し違和感がありました。いつも腕を大きく回すようなストレッチをしているのですが、左側だけ少し回りにくかったのです。股関節で整形外科で診てもらったときに先生に伝えましたが、症状が軽かった為かスルーされました。(一度に何カ所も診れないようなことも言われました…)その時点では、本当にちょっとだけ肩を回すときにひっかかる程度だったものが、冬になって寒くなった頃から徐々に痛みが増し、だんだん腕が上がらなくなってきました。

1月に入ると着替えるのもままならなくなり、慌てて股関節でリハビリをした病院に駆け込みました。レントゲン上は何も問題ないものの、まさに、四十肩/五十肩の状態で、正式には肩関節拘縮というそうです。乳がんの検査が立て込んでいた2-3月、特に2月は肩の痛みが強く、検査の為の着替えはかなり辛かったです。幸い乳がんは右側なので、例えば右側の検査のときには右腕を上げられれば大丈夫ですが、左側の超音波のときには左手を大きくは上げられず、途中までで勘弁してもらったりしていました。2017年6月の現時点ではだいぶ動くようになっていますが、完全に治ってはおらず、引き続きリハビリに通っています。

9. 子宮筋腫

<経過観察中>数年前アメリカで子宮筋腫があると言われました。2017年3月に子宮がん検診で至急の外側にあるしょう膜下筋腫と言われました。子宮の中側ではなく外側に向かって大きくなるものだそう。なので、通常の子宮筋腫よりも、自覚症状を感じにくいようです。私もほぼ自覚症状はなく、今のところ困ったことはないので今のところ経過観察(放置)です。

 

こうして並べてみると、ありがたいことに今までは命に関わるような大病はしていないです。普通の人(私の友人・知人だけですが)と比べると、整形外科的な問題がやや多いかもしれません。今は乳がんが大きな事案としてありますが、それまでは側弯症が自分の中では大きな問題でした。角度的にはそこまでではないのですが、ウエストのくびれ方にものすごく差があったりと、見た目にも自分としては問題があると思っていたので気になっていましたし、背中の筋肉の張り方が左右全く違うので、痛みを感じやすかったように思います。最近では側弯症には運動療法・筋力トレーニングが有効という話をチラホラ聞くので、今後の課題にする予定です。

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