前回の記事からまたまた間があいてしまいました、Falkorです。7月・8月は(半分遊びつつの)仕事的なことで海外(アメリカと韓国)に行ったりしていたので、なかなかバタバタしておりました。気づけば放射線治療が終了してから一年たっておりました。
今回は放射線治療後一年の近況などについてです。
放射線治療(2017年7/12〜8/8)
昨年の夏(2017年7/12〜8/8)に放射線治療を行いました。通常は2グレイ(Gy)を25回+追加照射5回の合計30回が標準とされるようですが、私の場合は全部で19回の短期で済ませるクリニックに通いました。この場合、2.65グレイを16回、追加照射が3回で合計19回で総線量が51.4グレイとなりました(詳しくはコチラ→放射線クリニックに行って来たvol.1)。
実際に照射をされて体調が悪くなったり…ということはなかったのですが、たった19回ですが、ほぼ毎日通うのはちょっとしんどかったです。実際に照射されるのは数分なのでクリニック自体にいる時間は短いので、通院に時間がとられた印象です。それでも、私よりも遠方から通っている方も多いようだったので、その方達に比べたら楽な方だったと思います。
困ったのは、マーキングを服で隠すことくらいでしょうか。それでも、照射する範囲、マーキングの位置や量も人それぞれだと思うので、首元を隠すためのスカーフなどを巻かなくてはいけない状況ではなかったので、そんなには困っていなかったと思います。当時はすごく気にしていましたが、今考えれば、ほんの数週間ですし、気に病むほどのことではなかったな、と改めて思います。
放射線治療終了後の皮膚の状態
私の場合、放射線治療が始まっても、すぐに皮膚の状態に変化は出ませんでした。
まず、最初の1週間は見た目には何の変化もありませんでした。照射10回目の時に診察があるのですが、この頃にようやく少し皮膚に赤みが出てきた、という自覚症状があり、先生の診察でも「赤くなってる」とお墨付きをもらいました。
その後、照射16回目(通常照射の最終回)には、はっきりと赤くなっていて、少しかゆみやピリッとする感覚がありました。全照射終了3週間後には、日焼けのような黒っぽい色に変化が認められ、5週間後、さらに黒くなったような実感がありました。7-8週間後位から、日焼けの後のように皮がむけ始めました。と言っても、本当に少しずつだったのでポロポロと垢?のような感じで皮膚が剥がれて言った感じです。
放射線終了14週間後、乳頭のかさぶた部分はキレイになったのですが、乳房全体は皮膚がなかなかキレイに剥がれず、「まだら」になってしまっていました。まだらな感じがなくなったのは恐らく20週間後位で、一時期よりは色は濃くないけれど、日焼けの後が残ってしまってる感じになりました。
そして、現在ですが、元の皮膚の色が「1」として、濃くなっていたところを「5」とすると、20週間後では「3」位になっていたと思うのですが、現在は「2」位まで落ち着いた感じです。ただ、元々日焼けをすると元に戻りにくい体質(肌質?)なため、元の色に戻るには時間がかかりそうです。
放射線治療終了後の体調・肺について
放射線治療中に発熱し、咳が止まらなくなってしまいました。照射線治療終了してだいぶたってから恐らく百日咳に罹患していただろう、ということになったので、罹患したのは放射線治療中だったと思います。その他、足の親指の爪が真っ白になってしまう症状なども現れました。一般的な放射線治療の副作用とは違うと思いますが、私の場合は免疫力が低下してこれらの症状が現れたと思います。この辺りのことを詳しく調べてみたいのですが、なかなか手が出ず…という現状です。
放射線治療の一番の影響として肺に影が出来てしまう可能性を言われていましたが、結果として私は今の所大丈夫です。術後の診察の時はだいたいレントゲンを撮って確認して下さっていました。
さくらももこさん
さくらももこさんが乳がんでお亡くなりになったと大きなニュースになりましたね。子供のころにちびまる子ちゃんを読んで育った身としては、声をあげて驚くほどのニュースでした。闘病されていたことも全然知らなかったので、衝撃は大きかったです。
また、兼ねてより闘病中だった元女子プロレスラーの方も乳がんでお亡くなりになったとのこと。しかも45歳と私の年齢とあまり変わりません。
乳がんは比較的生存率は高いとされていますが、それでも亡くなってしまう方ももちろん多くいらっしゃいます。他にも最近身近な友人の家族が乳がんではありませんががんで亡くなったりしているので、ニュースを聞くたびに身につまされる思いがします。
皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
近況報告
今年の7月はアメリカへ約2週間、8月は約1週間韓国に行っていました。日本、というか自分の家を離れ、いつものペースでなくなると途端に薬を飲み忘れる回数が増えてしまうのが難点です。面白いのが旅の途中は気をつけていて、忘れても1-2回なのですが、帰国してから疲れのせいでぼんやりしているのか、ついついお薬飲み忘れてしまいます。
元の自分と比べると疲れやすかったり、体力の無さを感じています。ですが、去年の今頃と比べると格段に元気で、飛行機にも問題なく乗れている現状は本当にありがたいです。最近は見事に「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を体現していて、あれほど食べ物を気にしていたのに、すっかり忘れ果てる上に、体重まで増加中です。再発防止に肥満には気をつけなければ…と思っていたのですが、コロっと忘れてしまっています。そろそろPETを再び受ける時期なのに何をしているんだ、と自分にツッコミを入れつつ、色々気を引き締めていきたいと思います。
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