術後はじめての診察

凍結療法に至るまでを振り返っている段階ですが、今回はほぼリアルタイムです。

一昨日、術後初めての主治医による診察を受けてきました。まだ記事がリアルタイムに追いついていないので、それまでの経緯は追い追いと…。現在は術後2週間とちょっとです。

術後から今までの簡単な流れ

凍結療法の手術は日帰りでしたが、翌日は傷のチェックがあるため、病院の近所の温泉宿的なところに宿泊しました。ですが、お風呂は禁止のため、楽しみは食事のみ。痛みも思いのほかあったので、食事も楽しむまでには至りませんでした。翌日は主治医の先生ではなく他の先生が傷のガチガチのテーピングをはがして確認してくださり、特に問題ないとのこと。ついでにセンチネルリンパ節生検の傷痕もチェクしてもらい、診察室にいたのは10分もなかったかと思います。その傷のチェック以来の久々の診察で、今回は都内の分院で主治医による診察でした。

実は、術後、患部の胸ではなくその下の腹部・脇腹が歩くと痛いというナゾの症状があったため(10日間位でなくなりましたが)、一刻も早く主治医の先生とお話したかったのです。

久々の主治医の先生による診察

お久しぶりの先生でしたが、都内の分院でお会いするのは初めて。いつもの手術着?ではなく、普通のお洋服なのでなんだか新鮮でした(笑)。診察は基本触診で、乳房内の凍結した箇所に凍傷ができていないかなどを確認しているようでした。先生によると、順調な経過で全く問題ないとのことでした。お会いするまでは緊張していたので、ここでやっと少し緊張がほぐれました。

そのあとにどうしても聞きたかった質問を。術後10日間ほど、右の腹部・脇腹に痛みがあって、特に歩くとその振動がお腹に響いて痛かった、というお話をしたところ、皮膚はもちろん、胸の筋肉も腹部につながっているため、その腹部付近に痛みを感じたのかもしれない、ということでした。患部ではないところが結構痛かったので他に何か悪いことが起きているのでは…と少々不安になっていましたが、起こりうることだそうです。そもそも診察に行った時点では痛みはほぼ落ち着いていたので、そんなに問題はないだろうと思っていましたが、それでも先生の口から心配ないことを聞くまではやや不安でしたので、お話聞けてすっきりしました。

いよいよホルモン療法…!

患部に問題がないことがわかると、いよいよホルモン療法、ということになりました。

事前に多くの方のブログなどを読んでいて、私はてっきり「タモキシフェン」が処方されるのかと思っていましたが、先生からは「フェアストン」を飲むようにとのご指示がありました。タモキシフェンについてしか調べていなかった私はプチパニックに一瞬なりましたが、診察の後、薬剤師さんに詳しくお話ししていただくことになりました。ホルモン療法はすぐにでも開始した方がよさそうでしたが、(事前に先生にはお話ししていましたが)6月後半は所用でアメリカに滞在するので、帰国後直ちに飲み始める、ということになりました。日本にいない間に万が一副作用等が起きたら怖いので、先生からもOKがでたのだと思います。

薬剤師さんと面談

診察が終わった後、別室で薬剤師の方からホルモン療法について、フェアストン錠についての説明をしていただきました。本当に丁寧にホルモン療法の必要性とどのようなタイプがあるかなどを説明して頂き、とても勉強になりましたので、詳しくは別途記事にしたいと思っています。「フェアストン錠の治療を受けられる患者さんへ」という、フェアストン錠を出している日本化薬株式会社が作っている小さな冊子を頂き、それを見ながら説明を受けました。フェアストン40mgをまずは1ヶ月分処方され、アメリカから帰った翌日から開始です。

 

ホルモン療法が始まると聞いて、いよいよココまで来たか…とある意味感慨深いですが、それと同時に放射線治療も始まる予定なので、副作用など心配事も尽きません。ですが、日本に帰ってお薬を飲み始めるまでは、ほんの少しですが一息入れられそう、という感じがしています。

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