凍結療法当日 ② <凍結療法-手術編-vol.2>

2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されてから手術までを振り返っています。
前回は、「凍結療法当日 ①<凍結療法-手術編-vol.1>」でした。

今回は、凍結療法当日についての続き、手術が終わった後のことなどについてです。

手術終了後

手術が終わってからゆっくりと歩いて最初に待機・着替えをした部屋へ戻り、着替えます。手術した胸の部分はガッツリと締め付けられている上に、上半身の右側は術後のためほんの少し痛み・違和感があり、左肩は四十肩で痛めていたので、着替えが大変でした。幸い下着は前開きの柔らかい素材のものだったので、一つだけボタンを締めて何とか装着。それ以外は上に着られたので、外側から見たら何もわからなかった(ハズ)と思います。このお部屋で抗生物質・痛み止めのお薬もいただきました。

14:10位に事務の方のアテンドで会計に行き、一応この日の予定されていた行程は終了です。

16:00〜17:00くらいまでは病院内にいるように、とのことだったので、まず病院で遅めの昼食を。(何を食べたのか全然覚えていなかったのですが、天ぷらとうどんの写真がありましたw)昼食後すぐに、痛み止めのロキソニンと抗生剤を飲みました。全身麻酔でないので、術後すぐに動けて食事まで頂けるというのは、本当にすごいし、有難いことだと思います。

昼食後は時間もあることだし、まずは、入院した時に手続きをしていたカルテ開示のカルテを受け取ったり、支払いしたり雑務を終わらせました。ですが、病院内にいなくてはいけない時間(16:00〜17:00)までは、まだまだ時間があるので、コーヒーショップでしばし休憩することに。

コーヒーショップで痛みが…

手術終了後から大きな痛みなく過ごしていましたが、コーヒーを飲んでいる間、だんだん雲行きが怪しくなっていきました。痛み止めを飲んだにも関わらず、ジワジワと痛みが増してきます。16:30前くらいには痛みがかなり強くなってきたのですが、診察を受ける必要があるかどうかは判断がつかなかったので、結局痛みをこらえつつ17時を過ぎてから病院を出てこの日の宿泊先に向かうことにしました。何かあったら連絡するように、とは言われていましたが、ただ痛いだけだったので、連絡したり診察してもらう程ではなく、センチネルリンパ節生検の時も同じように結構な痛みはあったので、術後はこんなものかと思った次第です。

病院から歩ける距離の宿をとっていたので歩く予定でしたが、歩く振動が痛みに繋がるためとても歩けるような状態ではなく、近距離で申し訳なかったのですが、タクシーで宿まで行きました。正直タクシーが走っている時の振動も響いて痛いほどでした。その後、この日は普通には歩けず、身体をかばいながらゆっくりゆっくり歩いて過ごしました。

以前テレビの凍結療法についての特集を(ネットで)観た時に、手術を受けた患者さんがその日のうちに術後普通に歩いて病院を出ている姿がありました。ですが、この時の私はあの患者さんとは全然違って、本当にゆっくりしか歩けません。あの患者さんはものすごく痛みに強いのか、私が痛みに弱過ぎるのか、まさか失敗では…なんて思わなくもなかったのですが、まあ、この辺りは個人差でしょうか…。

お風呂に入れない温泉宿

術後にお風呂に入れないことはわかっていましたが、(結局タクシーでしたが)歩いて行けるところを選んだため、温泉を楽しむような宿に泊まりました。いわゆる温泉宿の素敵なコースの夕飯も着いていて、お食事会場で頂きます。会場では各々グループ?に分かれて座っているのですが、一人で泊まっている人は私くらいで、なかなか寂しいものがありました。そのお食事会場に行くのも、席に着くのも本当にゆっくりで、なかなかの不審者っぷりでした。腕を動かしたりしても痛みを感じるので、いつものように食べるのは難しかったのですが、それでもゆっくりとなんとか食事を済ませ、お風呂にも入れないので早めにベッドに入りました。が、結局痛みで何度か目を覚ますなど、ややしんどい一晩過ごすこととなりました。

<凍結療法翌日>に続きます。

 

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