凍結療法から一年 / ニュースより

2017年5月下旬、一年ほど前に乳がんの凍結療法の手術を受け、当ブログを開始しました。
告知されてから手術までを振り返っていますが、まさか一年超えても凍結療法に辿りつかないとは…。今年に入ってからバタバタしていましたが、それもだいぶ落ち着いてきたので、近日中に実際の凍結療法の手術に関する記事をupする予定です。

今回は、術後一年たった最近の身体の調子についてと、気になったニュースについてです。

最近の体調は…

4月から新しい職場で週3回ですが勤めています。昨秋からも同じペースで働いていたのですが、仕事が緩やかだったためか、特に疲れを感じることはありませんでした。4月からの職場は特にハードワークではないのですが、新しく覚えることもありつつ慣れないことをしていたせいか、4月は異常に疲れを感じていました。職場まで駅から少し歩くのでそれが原因かとも思いましたが、体力がないだけかもしれません。正直、病気がわかる前はこんなに疲れることはなかった気がするので、治療の過程で身体が弱ってしまったのでは(特に放射線治療がよくなかったのでは?)、とか、今も飲んでいるホルモン療法の薬(フェアストン)のせいで身体がしんどいのでは…と、ついつい病気のせいにしてしまっていました。

ですが、5月に入ってだいぶ疲れなくなってきたので、仕事に慣れたのと同様に、身体の方も慣れてきたようです。と言うことは、病気の治療やフェアストンは関係なかった、ということですね。歳も日々とっているわけですし、体力不足は自己責任として、今後は体力をつけるようにしていきたいと思っています。

ホルモン療法による副作用は相変わらずないと思われます。凍結療法を行うと凍らされて死んだ腫瘍の残骸(?)は身体の中に残るのですが、それは今もまだはっきりとわかります。身体に吸収されるそうで1-2年はかかると言われているのですが、まだまだかかりそうです。

放射線治療の痕もまだまだ消えていません。こちらはなかなか手強いですね。もともと日焼けも落ちにくい体質が仇となっていると思いますが、こちらも気長に待ちたいと思います。

来月は久しぶりの乳腺科の診察があります。とにかく転移・再発なく無事に過ごして行ければと思います。一年、なんとか無事に過ごせたので有難い限りです。

ニュースより① 「乳がんを発見する下着」

先週ニュースになりましたが、メキシコの19歳の青年が乳がんを発見する下着を開発しているそうです。1週間に一度、約1時間装着すると、センサーが「初期の乳がんに見られる乳房の体温変化のパターンや皮下組織の柔軟性を検出し、乳がんの早期発見を促す」そうです。センサーが乳房からの情報をタブレットなどに送り、開発しているAIアルゴリズムによって装着したし人の乳がん罹患の可能性・危険性などをお知らせする、という仕組みようです。

お母様が乳がんに罹患されてご苦労された姿を見ていて、この下着の開発を始めたそうです。初期のがんを発見できることを目標とし改良を重ねているところで、2019年の初め頃に本格的な販売を目指しているそうです。

実際に販売され、乳がんの早期発見に役立つとしたら本当に画期的ですね。価格も今の所120ドル(約13,000円)ほどだそう。私も販売されるようになったら是非使ってみたいものです。

参考サイト
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/24/news053.html#utm_source=biglobe&utm_medium=feed&utm_campaign=20180524-018&utm_term=news&utm_content=rel1-01
https://news.biglobe.ne.jp/it/0524/imn_180524_6301839745.html
https://www.higia.tech/eva#

 

ニュースより② 「小児・AYA世代のがん罹患率発表」

小児とAYA世代(adolescent and young adult;思春期・若年成人)のがん罹患率が発表されました。小児がんは0〜14歳、AYA世代とは15歳〜20-30代(15〜39歳)を指すそうです。AYA世代のがん患者数が比較すると多くないため、公的な対応(どれくらいの医療機関や支援が必要かなど?)が遅れがちとのことです。

私はすでにAYA世代ではありませんが、40-41歳で乳がんが見つかったことから30代ですでにがんに罹患していた可能性が高いです。そして、30代で一番多いのが女性の乳がんだそうなのです。乳がんは比較的若い世代からなりやすい、というのがよりはっきりしたような印象です。もちろん、自治体の乳がん検診が30代からなのも頷けます。私は自治体の検診で見つけてもらったので、おかげで命拾いしたと言っていいほどですが、もっと多くの人が検診に関心を持ってくれたら…と思います。

ちなみに、小児・および10代で一番多いのは白血病、20代では胚細胞腫瘍・性腺腫瘍が一番多いとのことです。ここまで世代によって罹患するがんの種類に違いがあるとは思わなかったので記事を読んだときは驚きました。

例えば、これらの若い世代のがんが早く発見できるようなシステムを作るなど、この統計の結果が今後の若いがん患者の治癒率を高めるなど、役立てていって頂ければと切に願うばかりです。

参考サイト
https://www.asahi.com/articles/ASL5Z0192L5YUBQU021.html
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/child_aya.html

 

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