センチネルリンパ節生検で入院・2日目 ① <告知〜手術までvol.30>

2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されてから手術までを振り返っています。
前回は、「センチネルリンパ節生検で入院・1日目 ② <告知〜手術までvol.29>」でした。

センチネルリンパ節生検のための入院2日目、実際にセンチネルリンパ節生検の手術が行われた日についてです。(※当時の記録をもとにしています。)

入院2日目

いよいよセンチネルリンパ節生検本番で、緊張して眠れないかと思いましたが、お部屋が快適だったせいか割とよく眠れたと思います。

病院なので起床は早く、 6:20頃でした。看護師さんがいらっしゃって、体温・血圧・サチレーションを計測。朝食まで時間があるので、7:30位までダラダラ。手術の後はシャワーを浴びることはできないので、シャワーを浴びました。個室にホテルのようなシャワーブース付きバスルームがあるので、好きな時に入れてとてもよかったです。。

8:00過ぎ、ようやく朝ごはんでした。昨日に引き続き、病院食、こんなに糖質高くていいのか、というほどの白米の量です。あまり好きでない卵豆腐と飲むのをやめていた牛乳まで出たので、正直、自宅で食べているご飯の方がよっぽどヘルシーだなーと思いながらいただきました。結局、牛乳には手をつけなかったら、看護師さんが「牛乳嫌いだった?」と聞いてくださり、翌日以降(翌日だけですが)牛乳はつかないことになりました。

<朝食>

説明ラッシュ

ちょうど朝食が終わりまたゆっくりしていると、おそらく9:00 位に昨日説明にきてくださったセンチネル節生検担当の女医さんから今日の手術(センチネルリンパ節生検)の説明がまたありました。この時は、執刀医が変わるようなことをおっしゃっていて、私は執刀しません、と言われたと思うのですが、実は結局この担当の先生が手術してくださいました。この辺りの裏事情はナゾです。

続いて、看護士さんたちもいらっしゃって、今日のスケジュールの説明などしてくださいます。特に、昼食後は飲食禁止の旨を念押しされました。

10:00 過ぎに別の担当の(おそらく助手の)先生がいらっしゃって、右手の甲に○印をマジックで書かれました。術側を間違えないために、目印をつけるのだそうです。

カルテ開示

その後、初日に申し込んだ「カルテ開示」のセッティングに担当の方が来てくださり、使い方などを教えてくださいました。少々手間はかかりますが、K病院では申し込めばカルテ開示をお願いすることができ、自分のカルテを見ることが出来ます。自分の家で見る場合はコンピューターの環境も必要で、私が使っているappleは未対応でした。病院の端末(病室のモニター)から見ることが出来ます。申し込んだ翌日から見られるので、私が病室のモニター(端末)からカルテが見れたのは3日目のみでした。

過去のカルテは申し込みをすると印刷してもらえることになっています。手術後に過去のものが欲しいと思ったため、のちに凍結療法の手術の際に申し込んで、印刷したカルテのコピーをもらいました。実際に、このブログを書く時にもたまに参考にしています。実際多くの人は自分のカルテはあまり必要ないかもしれませんが、自分がどんな治療でどんな薬を使って、など細かく知ることが出来て良いサービスだと思います。もちろんわからない医学用語もたくさんありますが…。自分のこと(自分の病状や治療の状況)はなるべく知りたい方なので、私にはとってもありがたいです。

お昼〜手術前

お昼まで少し時間があったので、コーヒーを飲みに行き、お昼ごはんです。また、今回もご飯多めですが、チキンライスなので食べることが出来ました。手術前にこんなにお腹いっぱいになっていいのだろうか、という位お腹がいっぱいになりました。

<昼食>

食事が終わると、病衣に着替えていよいよ点滴のライン取りです。看護師さん2名で来てくださいました。

特にお薬を入れるためというわけではなく、輸液?だそうです。相変わらず、刺さりにくい私の血管のおかげで、また2回のやり直しです。本当に刺さりにくかったようで、最終的にベッドに横になった状態で点滴を刺されました。ものすごく時間がかかり、手術前に気分が若干落ちました…。この時の看護師さん曰く、私の血管は細い上に「逃げる」そうです。刺さったと思っても刺さってないそうです…orz

<初めての本格的な点滴!>左側の丸い絆創膏は、点滴失敗の痕です。

初めての本格的な?点滴だったので、ずっと針が刺さっている感覚に最初は慣れず、違和感だらけでした。お手洗いに行くのも点滴と一緒に行かなくてはいけないということを初めて体験しました。ここから手術まで、ちょっと間があくのですが、ものすごく長く感じてしましました。昼食後は飲食禁止なので、ひたすら自分の順番を待っている感じです。前に同じ手術が何件もあるようで、予定はざっくりとしかわかりません。お昼すぎのような、夕方のような、ことを言われていて、もしかしたら17時くらいになるかもしれないようなことも言われていました。

徐々に点滴にも慣れて来て、テレビやネットなどで時間を潰していると、15:30位にようやく順番が回って来ました。もう少し余裕を持って行くのかと思ったら、割と急な感じで、慌ててお手洗いを済ませ、看護士さん2人と裏道?を通ってエレベーターで2階にあるの手術センターへ向かいました。裏道とは、おそらく他の患者さんなどに会わないようにするため、手術室へつながっている外部の人は通れない道のことです。

センチネルリンパ節生検で入院・2日目 ②>に続きます。

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