2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されてから手術までを振り返っています。
前回は、2017年4月に受けたPET-CT検査について、「PET-CT検査 II <告知〜手術までvol.24>」でした。
今回は、2017年4月に受けたPET-CT検査の結果と、検査の日・診察後に受けた術前検査についてです。
PET-CT検査終了後
検査が終わって検査だけの会計を先に済ませ、今度はいつもの乳腺科に向かいます。待ち時間は結構ありそうだったので、受付の方が先に昼食を済ませるように言って下さいました。朝食抜きだったので、お昼ご飯、美味しかったです。結局診察に呼ばれたのは15時過ぎだったので、ゆっくり食事をしてもまだ時間は余ってしまいました。
PET-CT検査の結果
さて、いよいよ結果発表です。
挨拶もそこそこに、診察室ですぐに画像を見ながら結果は「転移なし」とのことでした!前の病院でCTでは問題なかったので、そこまでは心配していなかったつもりだったのですが、やっぱり検査結果を聞く前はドキドキしました。
さらに、調べ直してもらっていたHER2ですが、Dish法で陰性だったこともこの時教えてもらいました。
これで、凍結療法までのハードルはあと1つ、リンパ節転移があるかどうか、になりました。
転移もなかったことで、いよいよ凍結療法に向けて進んでいきます。ただ、凍結療法の手術の日は先生か病院の都合により、それまで予定していた日程とは変更になりました。改めて、5月の2週目(ゴールデンウィークのあと)にリンパ節転移があるかどうかを調べる「センチネルリンパ節生検」のために入院することと5月末に凍結療法の手術を受ける予定が決まりました。
ようやく、あと一歩、と言うところまで来られて、この時はとても嬉しかったです。
診察が終わったあと、先生から術前検査をするように指示がありました。それが終わったらこの日の全行程終了です。「センチネルリンパ節生検」を行うのは別のお医者さんとのことで、主治医の先生に次に会うのは凍結療法を受ける日、ということになります。先生は私のようなケースは概ね大丈夫だろうと思っていらっしゃったようで、診察終わりに「じゃあ次は手術の時に」なんて仰っていました。
術前検査
術前検査として、胸のレントゲン、心電図、肺機能、ベクトラがありました。術前と言われましたが、検査入院(センチネルリンパ節生検)・日帰り手術(凍結療法)でもそんなに検査が必要なのかとちょっと驚きました。
胸のレントゲンは着替えは必要ですが、レントゲンを撮るだけなので、簡単です。心電図も寝ているだけです。ですが、肺機能の検査は結構大変でした。その後同じような検査をすることになるのですが(参照:2ヶ月以上に渡る「咳」の原因が判明!)、このときは初めての本格的な?肺機能検査でした。とにかく最大限の肺活量を測れるように力の限り息を吸ったり吐いたりしなくてはなりません。一度目は全力ではなかったと判断され、もう一度やり直しになりました。看護師さんが「もっともっと」みたいな感じでものすごくあおるので笑ってしまいそうになりましたが、なんとか終了して最後にベクトラです。
「ベクトラ」は初めて聞いたのでどんな検査かと思ってドキドキしましたが、「ベクトラボディ(VECTRA®Body)」という3D画像撮影解析装置での撮影でした。
ベクトラボディを輸入販売している会社のホームページによると「ベクトラボディ」とは、
顔や体の3D画像を瞬時に撮影することができ、様々な部位の距離、面積、ボリュームを測定できます。顔画像の撮影では、「鼻唇溝」「たるみ」などの長さやボリューム解析に便利な上、「メラニン」「ヘモグロビン」を画像化する事も可能です。また、乳房や顎顔面、鼻の3Dシミュレーション機能が備わっており、美容皮膚領域などで活躍します。ボディ専用の3D画像装置です。
(引用元:https://www.integral.to/product/product.php?id=17)
だそうです。
ベクトラを撮影することによって、手術のときに患部の正確な場所がよりわかりやすくなるとのことです。
撮影は上半身裸で装置の前で立っているだけです。動かないようにしなくてはいけないのは大変ですが、すぐに終わりました。
全行程終わってお会計をしたのが17:00過ぎでした。丸一日病院に居た気分です。ぐったりと疲れましたが、転移がないこと・HER2陰性が確定したことで足取り軽く家路につくハズ…でした。
帰り道にややアクシデント
この日、実は朝から車内で運転中に変な音がするな、と思っていたのですが、帰りに駐車場から車を出すときに、どうもエンジンの音というか、とにかく何かの音に違和感を感じます。大丈夫かな、と不安に思いつつも、まずは前日も寄った美味しいコーヒー屋さんに行きコーヒーをテイクアウトしました。
その後、やはり車の音が気になるので急遽車のディーラーへ行って調べてもらうと問題が。ステアリングのオイルが本来あるべき量よりもだいぶ減っていて、あんまりよくない状態、とのことでした。ただすぐに直せるものではないので、最初は高速を使わないで帰った方がいいとアドバイスしてくださいました。ステアリングオイルがなくなって、ステアリングがものすごく重くなったときに高速だと対処しにくいかもしれないからだそうです。ただ、高速道路を使わなかった場合、Google map によると家まで6時間かかると出てしまい、スピードを出しすぎないように気をつけながら高速で帰ることにしました。
道中は気が張ったまま運転し続け、いつもより時間をかけて2時間ほどで無事に家に到着。本当に疲れた一日でした。
帰宅後…
こんな一日のあと、「家族と衝突〜4月の精神状態」にも書きましたが、さらに家族と衝突します。身体的にも精神的にも疲弊した一日となってしまいました。
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