乳がんの凍結療法に関して振り返っていますが、最近はすっかり滞っています、Falkorです。
このところ、がんやその他訃報に接することが多く、色々と考えがまとまっておりませんが、雑感を記したいと思います。
※医学の専門家ではないので、間違っていることを書いている可能性もあります。あくまで雑感と自分なりの解釈ですので、何卒ご理解・ご容赦ください。
今年の夏は…
年齢の割にはお葬式に出席する機会が今までそれほど多くなかった(と思う)のですが、今年は短いスパンでお葬式に二度参列しています。そのうちのお一人はがんでお亡くなりになりました。がんではありませんでしたが母校の有名な先生も急逝されたりと、この夏は訃報に接する機会が多かったのです。自分の知人ではありませんが、さくらももこさん以降誰かしらの訃報に関するニュースを聞く度に、ボディブローのようにジワジワと心が重くなっていく感じがしています。そして、それが積み重なってしまっている気がしています。
樹木希林さん
兼ねてから「全身がん」と仰っていましたが、残念ながら9月15日ご逝去されたのはみなさまご存知のことかと思います。最近もよくTV等で拝見していたと思っていたので、本当にびっくりしました。特にファンという訳ではありませんでしたが、素晴らしい役者さんだと思っていましたし、最近はインタビューなどで胸に響くことを仰るな…、と思っていたので、本当に残念です。さらに個人的にショックなのは初発は乳がんであること。最近、さくらももこさんもそうでしたが、乳がんで亡くなる方が特に目につきます。私は残念ながら記憶にないのですが、以前故筑紫哲也さんとニュース番組にニュースキャスターとして出演されていた浜尾朱美さんという方も、今月乳がんでお亡くなりになったそうです。自分が乳がんだとわかってから、特にがんでお亡くなりになるというニュースに必要以上に打撃を受けてしまう気もしています。
ここ数日樹木希林さんの名言・インタビュー等の過去の映像が流れていたり、ネットの記事等で樹木希林さんの言葉として色々と紹介されています。その中で私が特に胸に染み入ったのは、「生きるのも日常、死んでいくのも日常」「人はみんな死ぬ」等の言葉です。当たり前なんですが、自分が持っている死への恐怖が少し緩和されたというか、自分が病気になったことも日常なんだな、とほんの少しだけ腑に落ちたような気持ちになることができました。(と言っても、完全にがんになってよかった!的な気持ちにはまだなることは出来ていないのですが…。)
Kidさんも…
そして、今日山本Kid徳郁さんもがんでお亡くなりになったということを先ほどニュースで知りました。まだ41歳という若さでした。私は41歳で乳がんと診断されたので、勝手に因縁めいたものを感じてしまったと言うか、今の所無事でおりますので、なんとなく申し訳ないという気持ちになったりと複雑な気持ちに。さらに、41歳はやはりがん患者としてはやや若手である、という思いが少し復活してしまいました。先月、がんであることを公表されたばかりですが、あまりの急なご逝去に、そして年齢も近いこともあり、少なからずショックを受けています。
皆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
若いと進行が早い、ワケではないらしい
がんの方の訃報に際して、いつも気になってしまうことがあります。それは「がんは若いと進行が早い」と思ってらっしゃる方がとても多いことです。もちろん、これは必ずしも間違いではないのかもしれません。ですが、私が乳がんとわかってからがんについて調べるにつけて学んだことは、がんの進行の早さは年齢ではなく、がんの「種類」と「タイプ」等が関係すると考えられていることです。
ただ、若い人ががんに罹患する場合、この「種類」と「タイプ」が進行性であったり、タチの悪いタイプであったりすることが多いので、結果、若い人ががんになると進行が早かったり亡くなってしまうことが多いということらしいのです。実際、ご高齢の方でも罹患したがんが進行性であれば進行が早くお亡くなりになってしまうこともありますし、若くても進行も穏やかだったり、治療が功を奏するなどして完治されることもあると思います。
もちろん、数行で表すことが出来るようなことではないですし、簡単に説明出来ることでもありません。ただ、自分もそうでしたし、あまりにもそう思っていらっしゃる方が多い印象を受けたので、念のため…。
何はともあれ、私はまだまだ「生きるのも日常、死んでいくのも日常」と心から思える日は遠そうです。
参考サイト・ニュースソース
http://hokensc.jp/gan/zokusetsu.html
https://hoken-room.jp/gan/1691
https://dot.asahi.com/aera/2018091600017.html
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