2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。告知されるまでを振り返っていましたが、前回、ついにがんの告知をされました(告知〜手術まで vol.1)。今回は告知〜手術まで vol.2です。
乳がんを告知された日の友人達に会ってからの帰り道、すぐに本屋さんで本を買って帰りました。その後さらにAmazonでも数冊購入しましたので、ご紹介したいと思います。
※全部が役に立ったという訳でなく、それぞれの本の中の一部が勉強になったり、参考になったり、という感じで、全ての本の全ての内容を100%お勧めできる、というわけではありませんので予めご了承ください。
告知当日に本屋さんで購入した2冊
この2冊のチョイスを後から見ると、当時の動揺ぶりがわかります。
「がんを告知されたら読む本」を告知された当日に購入したのは我ながら絶妙なタイミングでピッタリのものを見つけたな、と思います。ですが、もう一冊の「がんでも長生きする人の…」の方は、「がん=死」ではないと頭では理解していたつもりでも、心のどこかでは自分の死の可能性について考えたり、自分のがんをより大袈裟に考えていたんだと思います。
あとから読み返すと、これらの本の内容を100%信用することはせず、自分にとって何が大事なことか選ぶことも重要かなと思います。例えば、免疫療法についての記載があるのですが、それが一般的にも自分にとっても有効なことかどうか定かなことではありません。本を読んでから相当調べましたが、私の現状に見合うものはないように感じました。
帰宅後、Amazonで注文した3冊
ケリー・ターナー プレジデント社 2014-11-13
告知のあと、病院では「普通にしていてください」と言われたものの、やはり心が落ち着かず、「自分でなんとかしなきゃ」と少なからず力も入っていたと思います。本屋さんにはそれこそ沢山の「がんが治った!」的な食事療法の本が沢山ありましたが、特に、実際に「がんが消えた」という体験談はものすごく説得力とパワーがある印象です。ただ、あまりにも選択肢が多く、自分でもどうしてよいかわかりませんでした。<病理結果を待つ間 II>でも書きましたが、食事療法はまだまだ調べる余地があると思い、ひとまず、中でも比較的他の食事療法のいいとこ取りのような印象を受けた本を選びました。
他の2冊はレビューでの評判がよかったのと、病院の外で出来ることを探していたから選んだんだと思います。これらの本を読んでみて、自力で自然に治したいという気持ちも生まれてしまったのも事実ですが、最終的な私のスタンスは病院でお世話になりつつ、自分でできること、例えばがんに怯えすぎないメンタルの強化や自分の栄養状態や免疫力アップも目指していこう、というものでした。