センチネルリンパ節生検の結果 <告知〜手術までvol.35>

2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受けました。
告知されてから手術までを振り返っています。
前回は、「センチネルリンパ節生検・術後の経過 <告知〜手術までvol.34>」でした。

いよいよ抜糸の為に都内のクリニックに行き、センチネルリンパ節生検の結果を聞く日となりました。

まずはいきなり結果かから

センチネルリンパ節生検でリンパ節の転移の有無を調べているわけですが、この結果によって乳がんの「凍結療法」ができるかどうか決まります。凍結療法ができるかできないか、に加えて、転移のある・なしはその後の治療に大きく影響があるので、とても緊張して結果を待っていました。

ドキドキしながら、この日は都内のクリニックへ。主治医の先生はお忙しいので、結果発表と抜糸だけなら他の先生でも大丈夫ということで、この日は主治医の先生でも手術をしてくださった先生でもなく、また別の女医さんの診察でした。

いつもはものすごく待つのですが、この日は先生が違うためか、あまり待たずに順番が来ます。緊張のあまり、この時ばかりはもう少し待ってもいいかも、などと思いつつも診察室へ。

挨拶もそこそこに、早く結果を聞きたいだろうから、ということで、「転移ありませんでした」と、いきなり教えてくださいました。とにかく、本当に久しぶりに「よかったー」と心の底から安堵の気持ちというか、ふっと力が抜くことができたような感じでした。

抜糸

結果をお聞きして一安心したところで、改めて体調の確認などの問診があってから、傷の確認、そして抜糸です。まず一つの難関が、傷の上に貼ってあるテープを剥がすことでした。自然に剥がれて来たら剥がしていい、と手術の際に言われていたのですが、全然剥がれてこないので、そのままにしてありました。なかなか強力な粘着力で、先生が剥がしてくれようとするのですが、私がまたビビり発動で身体に力が入りまくってテープを剥がしにくい状況になってしまい、看護師さんも動員されてしまいました。本当に申し訳なかったです。

なんとかテープを剥がして傷を見ると、とってもキレイ、とのこと。それから糸をプチプチと切りながら抜糸なのですが、それもだいぶ怖かったです。痛い訳ではなく、刃物が脇の下の見えないところで動いている、という状況が、怖かったようです。

テープを剥がして抜糸すると、今まで感じていた痛みがだいぶ落ち着きました。異物が身体にある状態、というのは痛みを引き起こすのでしょうか。抜糸のあとは、今度は前回のようながっちりとしたテープではなく、傷口を保護する時によく貼られるマイクロボアテープのようなものを貼ってもらいました。このテープが剥がれたらもうテープはいらない、と言われていたのですが、傷を長く保護したかったので、その後しばらく手持ちのマイクロボアテープを貼って過ごしました。

滞りなく抜糸も終わり、この日の診察は終了となりました。抜糸はすごく時間がかかったように感じたのですが、診察室にいたのはわずか10分程度でした。

凍結療法へ

診察終了後、以前すでに凍結療法に関する説明は受けていたので、看護師さんから凍結療法に関する説明は特になかったです。入院せず日帰りですが手術は手術なので、手術に向けての注意事項、例えば、マニキュアは塗らないように、お化粧もしないように、ということは改めてお話がありました。

この日の診察(抜糸)の約10日後に凍結療法を受ける予定を組んでいましたが、それをキャンセルすることもなく、予定通り受けられることになりました。あとは、風邪など引いて手術が延期にならないように体調に気をつけつつ、でも緊張しながら凍結療法を受ける日を迎えることとなりました。

 

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