2017年5月下旬に乳がんの凍結療法の手術を受け、7-8月に放射線治療をし、現在はホルモン療法のため毎日フェアストンを1錠飲んでいます。2017年4月に術前の検査としてPET-CTを受けました(詳細はコチラ→PET-CT検査 I、PET-CT検査 II、PET-CT検査 III)。今回は約一年4ヶ月ぶりに受けてきたPET-CT検査などについて、前回(1年4ヶ月ぶりのPET-CT検査 I)からの続きです。
安静室→検査
検査薬を注入し、血管から針を抜いたら、安静室へ向かいます。安静室では、350mlほどのお水のペットボトルをもらい、砂時計の砂が全部落ちるまでに飲むように言われました。この砂時計が何分計かはわかりませんでしたが、5-10分といったところでしょうか。ものすごく喉が乾いていましたが、なるべく一気に飲まないようにし、砂時計の砂が落ちている間に満遍なく飲んで、飲みきるようにしました。その後50分ほど休むことになっていましたが、途中で恐らく寝落ちしてしまったようで、あっという間に検査の時間となりました。
検査技師さんが呼びに来てくださるのですが、必ず検査前にお手洗いに行かなくてはなりません。誘導されてお手洗いを済ませ、いよいよ検査です。
まず、検査室で、ベッドのようなPET-CTの検査台?に横になり、ベルトで身体を固定され、技師さんより簡単な検査の説明がありました。息を吸って、息を止めたり、という作業が必要になって来ます。基本的に検査の間は動いてはいけないし、指示通り息を吸ったり止めたりして最大30秒ほど息を止めなくてはなりませんが、それ以外は大変なことはないです。どうも横になると眠くなるので、寝ないように気をつけました。
回復室→移動
検査自体は恐らく約30分ほどだったと思います。検査が終わると、回復室で15-20分程休んでから退室となります。回復室にはテレビや雑誌、飴が置いてあります。去年もそうだったのですが、検査終了後はなぜかものすごく喉が乾いていて、お水をお願いしたところ、安静室でもらったものと同じペットボトル一本をいただくことができました。飴を舐めつつ休んでいると20分くらいで、薬剤を注入してくださった方がお迎えに来てくださり、出口まで案内してくださいます。検査エリアから出る直前に針が刺さったあとに貼ってあったテープを剥がしていないことに気がつき、出口付近で剥がしてもらいました。(確か去年は回復室で剥がしてもらった気がします。)
出口を出たらまずは使い捨てのスリッパを廃棄して、出口に置いてあるスリッパに履き替えます。エレベーターで一階に降り、ロッカールームにて着替えて受付へ。受付でカードキーなどを返すと、PETセンターでの行程は終了となりました。
診察へ
PET-CT検査のあとは、診察の予約がありました。検査が終わってだいたい15:00すぎ位でしょうか、乳腺科の受付に行くと、想定内でしたがいつものように診察時間がおしているとのこと。この時点で17:30-18:00位に戻れば良いということで、まずは食事をすることにしました。検査の時は予約時間の5時間前からお水・お茶以外の飲食は禁止です。朝7:00位に軽く食べただけだったのでお腹が空いていました。
実はPET検査に入る直前に母に新しい保険証の写真を送るように頼んでいたのが届いたので、食事の前にまずは受付に立ち寄りました。現物ではありませんでしたが、確認して下さり、事なきを得ました。
食事をしてコーヒーショップでゆっくりして、17:00位には乳腺科へ。ですが、ここからが長かったです。考えていなかったのですが、帰りのバスの時間が気になりはじめ、その事を乳腺科の受付の方にお伝えしたところ、ご配慮くださるとのこと。ですが、それでも待ちに待って映画一本見終わって、結局19:00過ぎにようやく診察に呼ばれました。
診察
診察では、まず、撮って出し?のPET-CT検査の画像をチェック。気になる結果は…今回も問題なく転移なし(!)ということでした。血液検査の結果は全部すぐには出ないので、また電話再診となりました。最近、腫瘍があったところの色がちょっと周りの色と違っているような気がする旨を伝えたところ、触診・視診となりました。見たところ、特に問題はないとのことで、そう言えば腫瘍があったところには放射線治療で追加の部分照射しているので、周りの色と違っているのだろうと思います。
診察自体は10分もかからない程度で終了です。次回の予約・電話再診の予約をし、先生の指示でこれまた1年4ヶ月ぶりに「ベクトラ」をしました。(ベクトラについて詳しくはコチラ→「PET-CT検査 III」)
その後、お会計を済ませ、薬をもらって本日の全行程が終了となりました。何とか最終のバスにも乗ることができ、当日中に帰宅することができました。長い長い一日となり正直とても疲れましたが、検査結果もほぼ無事に済むことが出来てありがたい限りでした。
その後の電話再診
PET-CT検査の翌週、電話再診で血液検査の結果を聞きました。気になる腫瘍マーカーの数値は7.0と基準値になり、無罪(?)放免となりました!電話診察で先生が仰るには、これぐらいの差は気にしなくてもいいとのことでした。
最近、すっかり気が緩んで、食生活にも全く気を使わなくなっていたので、腫瘍マーカー騒動を機に、気を引き締め直したいと思うこの頃です。
次に病院に行くのは来年1月、MRI、CT、マンモグラフィーと検査三昧となる予定です。
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